お風呂のサイズはどう選ぶ?ライフスタイルに合わせたポイントをご紹介!

 

一日の疲れを癒す場所として大切な浴室。この記事では、「もっと広くしたい」「段差をなくしたい」など、浴室のリフォームを検討されている方に、サイズやオプションの選び方について解説します。さらに、失敗しないために心得ておきたい項目も挙げますので、家族みんなが快適に過ごせる浴室作りを考えてみましょう。

1.ユニットバスって何?

ユニットバスと聞くと、多くの方がバスタブ、トイレ、洗面台が一体化している空間をイメージされると思います。ですが、実はユニットバスの定義は、それらが一室に揃っていることとは全く関係がありません。
ユニットバスとは、予め工場で密閉された四角い箱(浴室)を造り、それを現場まで持っていってお家に取り付けるという、言ってみれば、浴室を丸ごと1個のパーツの様に見立てる概念です。
そのため、ユニットバスではない浴室と比べ、掃除がしやすく、工期も短くすることができます。

「システムバス」という言い方をする場合もありますが、ほとんど同じ意味で使われているので、今回はユニットバスという言葉を使用します。ユニットバスには決まった規格があり、ライフスタイルに合わせたサイズを選ぶことが大切です。まずは、サイズの知識からご説明します。

2.ユニットバスのサイズ

ユニットバスのサイズ表記には、「坪数表記」と「ケタ表記」と呼ばれる種類があります。
一見すると、難しそうに思えるかもしれませんが、実は簡単です。
以下、それぞれ解説していきます

2-1.坪数表記

坪数表記は、ユニットバスの床面積を坪数で表したものです。坪数は、1坪=3.3058m²です。
例えば、幅1600mm、奥行2000mmのユニットバスは、床面積が12.8m²なので、坪数に換算すると1.25坪となります。
尚、一般的にユニットバスには0.75坪から1.5坪まで、0.25坪刻みで4段階あります。

2-2.ケタ表記

ケタ表記は、ユニットバスの幅のミリ数と奥行ミリ数、それぞれの頭2桁を表したものです。
例えば、幅1600mm、奥行2000mmのユニットバスは、16と20をくっ付けて「1620サイズ」と表記されます。
尚、浴槽の長辺は、通常、幅の長さに合わせて作られるため、ケタ表記でユニットバスのサイズを示す場合、浴槽の長さもわかります。

3.家族の希望に合わせたユニットバスの選び方

理想のお風呂像は、家族の人数や使うシチュエーションによって異なります。家族の希望を明確にし、優先順位をつけてサイズやオプションを選びましょう。

3-1.ゆったりと入浴したい

どのメーカーでも浴槽の奥行きはほとんど同じなので、「足をのばして入浴したい」という方は、浴槽の幅に注目しましょう。
幅が100cm以下の場合、大人は足を曲げて入浴しなければならず、窮屈に感じるでしょう。
140~160cmほどあれば、ほとんどの方が足をのばしてゆったり入れます。

3-2.親子で入浴したい

小さなお子さんのいるご家庭の場合、浴槽の幅が180cmのものや、そこから更に10~20cmほど広い「ワイドタイプ」もおすすめです。
ただ、浴槽が広いと必要なお湯の量が増え、掃除の大変さも増すため、何を一番重要視するかは、ご家庭でよく話し合って決めましょう。
また、凹凸の少ない水栓金具や、出入り口のチャイルドロックなどのオプションも検討してみましょう。

3-3.介護の必要がある

ご家族に車椅子の方が居られるなど、介護が必要な場合は、できるだけ洗い場のスペースを確保するようにしましょう。
また、浴槽の高さを40cm程にしておくことにより、転倒のリスクを減らすことができます。
他にも、出入り口の段差をなくしたり、手すりを取り付ける、滑りにくい床材を使用するなどの工夫も、非常に効果的です。

4.リフォーム前に確認しておきたいこと

最後に、浴室のリフォームを始める前におさえておきたいポイントをご紹介します。

4-1.搬入経路の確認

ユニットバスは、すでに完成した状態で搬入するため、浴槽などのサイズに合わせて、玄関からお風呂までの間口と曲がり角の幅が十分に確保されている必要があります。
目安としては、玄関からお風呂までの間口が65cm以上、曲がり角が75cm以上です。もし、自宅の搬入経路がこの基準を満たしていない場合は、追加工事が必要になる可能性があります。

4-2.工事期間中の入浴方法

現場の状況よっては、工事が数日掛かるような場合もあります。当然、その間はご自宅のお風呂が使えない状態になりますので、忘れずに、代案を用意しておきましょう。

4-3.オプションの吟味

あれこれ見ていると気持ちが高揚し、様々な追加機能を付けてたものの、実際は殆ど使用することがなかったというケースが多々あります。
そもそも何故、リフォームするのか、その機能は本当に必要か、他の方法で満たせるのではないかなど、しっかりと考えてオプションを選びましょう。
また、可能な限りカタログだけで決めず、ショールームなどで実物を見て、予算は勿論のこと、掃除の大変さや水道代のことなど、包括的に検討して決めるようにしましょう。

5.まとめ

今回は、お風呂のリフォームをご検討されている方のために、サイズの選び方や事前に確認しておきたいことなどについてご紹介しました。
ご家族が増えたり、現在浴室に不具合があるなど、浴室のことでお考えでしたら、是非お気軽に、株式会社しろくまにご相談ください。
皆様のライフスタイルにマッチしたリフォームをご提供します。

 

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